一般歯科
むし歯の原因は、口の中の細菌が産生した酸が歯質を溶かすことにあります。エナメル質(歯の表面)が白くなる程度であれば歯磨きやフッ素塗布などで回復しますが、象牙質まで進行すると自然に治りません。歯がズキズキ痛む場合は、むし歯が神経まで進行し、神経の治療が必要です。しかも神経を取った歯はもろくなってしまうというデメリットもあります。こうならないよう、痛みなどがなくても半年に1回は定期健診を受けましょう。
歯周病は、細菌が歯と歯ぐきの間に入り込んで歯槽骨(歯を支えている骨)を溶かす病気で、重症になると歯が抜け落ちてしまいます。歯周病は「沈黙の病気」といわれており「気づいたら重症になっていた」ということが多く、日本の成人約80%が歯周病を患っており、国民病といわれています。歯周病予防のため、毎食後正しい歯磨きを行い、歯科医院で定期健診を受けましょう。